会津は、「津(水)」が出会う地、豊富で清らかな水に恵まれた盆地。冬と夏の寒暖の差と豊かな水は、みそ醸造に最も適した環境を育み、その伸びの利く旨味と香高い赤色糀みそを醸成します。会津天宝の会津みそは豊かな自然を背景に、寡黙な蔵人たちによりしっかりと受け継がれてきた仕込みの技と心が産み出す伝統ある名品です。
私たちが自信を持っておすすめするのには、理由があります。 おみそだけでなく、会津の自然丸ごとが私たちの自慢なのです。 会津の冬は厳しく長く、山間部では2~3メートルの積雪です。 この長く厳しい冬が、会津に美しい自然と豊かな恵みをもたらしてくれます。 この会津という気候風土と、城下町の食文化の伝統が、 会津みその味を醸し出しているのです。
原料は100%国産。国産大豆オオスズの脱皮大豆を使い、 冴えのある色とまろやかなうま味に仕上げました。 さらに大豆糀を加えそのうま味が深まりました。 熟成蔵は酵母の働きを促すべく、 ゆったりとしたクラッシック音楽が常に流れ、 発酵熟成の仕上げともいえる後熟酵母がきめ細やかに活性し、 芳醇な香り高い会津みそを醸成します。
蔵人は、醸造蔵の熟成タンクの温度を肌で感じ、プツプツという発酵の息吹音を聞き取りながら、わが子のようにみその熟成を見守ります。その愛情がみそ汁だけでなく会津の郷土料理を支える会津みそを造りだすのです。 会津の「みそ田楽」は、餅や里芋、厚揚げ、ニシン等を囲炉裏の炭火で焼いて食する会津の代表格の郷土料理です。素材に塗って仕上げ、香ばしい焼きみその香り立つ「会津みそ」はみそ田楽の名脇役です。 創業1871年(明治4年)、古い伝統と自然の恵みに育まれみそ造りを継続することができました。
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