千年志しの会共同開発「千年志し味噌」。それは古くて新しい“温故知新”の味噌です。千年先まで継承される本物のみそ造りを目指して集った醸造元、卸売が共同開発するにあたって拠り所としたもの。それは「味噌の格付基準」です。「本当の本物」の味噌、「真に美味しい」味噌を実現するために、原料、造り方などを伝統に則り客観的に定め厳密に点数化された基準。その基準を全て100％満たすものが理想の味噌と言えます。しかし、理想的なみそ造りを目指せば目指すほど、様々な壁に突き当たります。流通、小売段階での制限、環境衛生面の問題、市場価格の制約などなど。現状では100点満点はなかなか実現できませんが、それでも今為し得る精一杯のみそ造りに努めた成果を、皆さまにお届けしたいと思います。